一文無し一人暮らしでお金に困った話
子供の頃から両親と折り合いが悪く、高校は親のいわれるまま進学校に行きました。
大学に進学するつもりは全くなかったのですが、他の県の大学に受かれば家を出るとことができる!この事が支えになり、とにかく他県の大学に合格できるように勉強を頑張りました。
努力が実り大学進学を理由に家を出ることができました。
四年後に就職を地元でするよう両親に説得されましたが、自力で他の県の会社へ就職を決めて引き続き一人暮らしを続けました。
大学の時はほぼほぼ一文無しで就職してからも一ヶ月の仕送りや給料ではギリギリの収入。
突発的に病気になったり、家電が壊れたりした時は お金に困り食費を切り詰めて生活しました。
大学卒業後に就職した会社は、今で言うとブラック企業に近い会社でした。
身体を壊してしまい、働けなくなり一人暮らしもできなくなり、実家へ帰るより他はありませんでした。
久しぶりの実家暮らし。
高校生以来でした。
実家はさらに私にとっては違和感があり、私の部屋は妹に占領され、居場所もなくなってしまい、リビングに寝泊まりしながら、再び一人暮らしをするために地元の会社に就職し、今までのように家賃かいらない分、ただただ実家を出たい一心でお金をためました。
またアパートを借りるには、敷金、家電、家具。
一から揃えなければいけませんでした。
ようやくお金を貯めるのに7年かかりました。
念願の一人暮らし、ギリギリの給料でしたが開放感のほうが大きく、どんなに貧乏でも実家に帰るよりはマシだと思い、切り詰められるものは切り詰めて生活しました。
ふりかけご飯だけでもいいから、実家にだけは帰りたくなかったです。
アパートに引っ越してまもなく結婚しましたが、夫婦共働きでないと家計が赤字なので、多分私は一生お金の心配をしながら生きていくんだな、と感じています。