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アルバイトを急遽削られてピンチ!

アルバイトを急遽削られてピンチ!

アルバイトを急遽削られてピンチになりました

契約社員、アルバイト、パート。

これらは正社員よりも遥かに失業のリスクが高まると思います。

もう何年も前の話になるのですが、当時、某企業で受付のアルバイトとして働いていた私は、高時給を頂いていました。

受付と言っても、パソコン作業も不要でしたし、電話も内線のみ、主に来客対応のみをしていました。

スキルのいらない楽で、且つ高時給。

なんて幸せな職場かと思っていました。

 

同じ時間を正社員として働いている一般OLよりも裕福であろう生活。

都心に住み、ある程度の貯金をしても節約をしなくても良い暮らし。

今考えるとどっぷりとぬるま湯に使った様な生活水準でした。

 

しかしそんな環境が3年も続いたある日、会社の業績が良くないらしいという噂が流れてきました。

 

受付以外のアルバイトの皆様が契約更新されなかった、との噂です。

その時は、まさか私がとは思っていなかったのですが、ある日突然、

 

「契約更新はしますが、出勤を半分に減らしてください。穴があいた分は社員でまかないます。」と言われたのです。

 

それはつまり、「受付の仕事は社員でもまかなえる」という事。

契約更新無しではなく、半分は出勤できるだけでもまだマシなのでした。

 

しかし、現実問題、突如お給料が半分となると、首が回らなくなるのは必至。

 

以前の家賃よりも高い所に引っ越したばかりの私は困惑しました。

仕事が減ったのですから新しい仕事を探さなければいけません。

 

これが20代半ばごろでしたらまだ救いはあったのかもしれません。

 

しかし、楽にかまけてパソコンスキルも学ばず、アルバイトばかりで正社員の経験もない私を雇ってくれる所はなかなかありませんでした。

 

面接すら進めない事がほとんどでした。

 

日々の食費や生活費を節約しようとしても雀の涙程の節約にしかなりませんでした。

 

光熱費を節約しようと寒くても部屋で厚着をしていたり、交通費を節約するために2時間程は歩いて移動をしました。

 

コップ一杯分用のティーパック紅茶を一リットルのお湯で作り置きをしたりもしました。

 

 

あの頃はもう、地獄かと思いました。

以前の時給にこだわっていたのも良くなかったのです。

 

その後、未経験からのアルバイトで事務職に付き、数年で正社員に登用して頂いて今に至ります。

 

私の貧乏経験は自業自得により引き起こされたものでした。

コツコツと常に勉強の姿勢を忘れない事が、貧乏を遠ざける武器だと肝に銘じています。