ここ数年の話ですが、新しく家を建てました。
家を建てたので当然のことですが毎月のローンが発生しますし、生活費も確保しなくてはなりません。
光熱費もありますから毎月の支払いはそれなりの金額になります。
それでもなんとか生活を続けていたのですがある年の2月のことでした。
2月は他の月とくらべて就業日数が少ないですよね。
そんな月に1週間の有給消化が発生しました。
おやすみしているときには考えが及ばなかったのですが、有給ですから基本給の分は保証されますがプラスで発生するもの(手当や残業代など)がつきません。
1週間の週末には休日出勤もありません。
その1週間分のプラスアルファがどれだけ大切なものだったか、私たち家族は翌月に思い知らされました。
1週間分の残業代が入っていないお給料の明細は目が飛び出るような金額のものでした。
簡単に言ってしまえば毎月のお給料の平均から5万円以上少なかったのです。
家を建ててから今までの中で過去最低をたたきだしたそのお給料で1か月生活しなくてはならないのです。
固定費の主となっている家のローンが重たくのしかかりましたが減らせるものはほとんど減らしました。
子供にかかるお金は切り詰められないので大人にかかる分のみが削られましたが、やはり5万円の差は大きかったです。
今まで大事にしてきた貯金には手をつけずに生活しようと思っていましたが崩さずをえませんでした。
一緒に生活している家族たちも今までの生活が染みついてしまっているのに急に変えろと言っても無理があったのでしょう。
3月のお給料が入るまでは本当にドキドキの生活でした。
残業することで帰宅時間が遅くなったり睡眠時間が確保しづらかったりと不都合はたくさんあったのですが、それ以上に残業してくれていることで生活に必要な金額が確保できていたということを心から実感した月でした。