連絡したくてもできない

連絡したくてもできない 生活

若い頃から金欠の経験は多いです

 

最終的に悩むことになるのは食費と通信費だと思っています。

 

食費をいかに切り詰めるかは常日頃から悩むところでしたが、給料日直前でもやしに18円出すか出すまいか悩んでいた時期、学生時代にお世話になった奨学金についての書類を出す必要が生じた時が一番ショックでした。

 

光熱費と携帯代はお金が入った時点で払うようにしているため電話での連絡ならできるわけですが、電話をしたところご丁寧に「申請用紙を送るので記入して早急に返送してくれ」と頼まれました。

 

書類を書くのはもちろん可能です。

ボールペンならあります。

しかし、切手代の捻出に悩むわけです。

 

切手一枚の82円でもやしが数日分買えるわけですから、食費か、奨学生の義務かで心底悩みました。

 

私が地元を離れてしばらくのちに両親も離婚済みで、どちらも貧しく、とてもお金を借りられる相手ではありませんでした。

 

母親は水道代を気にしてシャワーも使わせてくれないようなタイプでしたし、高校生の弟を養っていて余裕はありません。

 

父親はその日暮らしで浪費グセがあったため、一度連絡すれば逆に無心されるとわかっていました。

 

お金を借りられる友人もいなかったですし、上司や先輩や同僚には恥ずかしくて貸してくれなんて言えませんでした。

 

父親がそれで周囲から信頼を失っていったことも私は知っていたので、できませんでした。

 

結局数日食事を抜くことでなんとか書類は郵送したのですが、あの頃の貧しさは悲しくて忘れられません。

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