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お恥ずかしいことに当時の私は多重債務者でした。
数年前の話です。
債務整理を行ったころ、ちょうど転職を行いました。
しかし、その当時働いていた職場では、正社員登用の予定があったため、将来的には金銭的にはずっと楽になる予定だったのです。
そのため返済をしながらも、とても一生懸命働いていたのです。
もちろん「近いうちに正社員」という目標があったからこそ頑張れていたのはいうまでもありません。
そんな私に、あるとき、知らせが入りました。
なんと「雇止め」の知らせでした。
私に問題があったわけではなく、企業側の事情だったので、どうすることもできませんでした。
2ヶ月後には無職確定です。
しかし次の仕事のあてもなく、任意整理したお金も返済しなくてはなりません。
一度でも滞納したら「残高は一括返済」という契約書を思い出してめまいがしました。
そこからの日々は、忙しい仕事の間を縫いながら、ハローワークに通って新しい仕事を探す日々でした。
大きな会社の最終選考まで残ったものの、残念ながら不採用。
そして、次の仕事が決まらずに退職したのです…。
もう目の前が真っ暗でした。
なんとか1カ月後には次の仕事を見つけました。
しかし貯蓄がなかったおかげで、無職期間の1カ月は、それはお金のない生活でした。
親には借金を隠していたため、いろんな嘘をついて、お金がないのをごまかし、食費も最低限まで切りつめて暮らしました。
本当にたいへんな、忘れられない日々でした。
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